ある日…宇宙から地球に飛来した七つの流星。
 それぞれ七色に彩られた流星は、手に取った者の欲望を具現化し、怪物に変身させるという恐るべきパワーを秘めていた。
 極秘裏にそのうちの三つ、レッド・グリーン・ブルーの流星を入手した三色博士と岸田博士は、研究の末、特殊なヘルメットを身に着けることで流星のパワーの制御に成功する。
 開発されたヘルメット=『ムスメット』は、バイクのヘルメット程の大きさで、頭部に被ることで地球上で最も強靭な肉体へと変身させる特性と、脳内から発せられる信号を受けて本来の力や能力を無限大に増幅する機能があった。
 『ムスメット』の力を活かすべく、世界平和、そして、いまだに発見されない残りの色の流星による被害を防ぐために、秘密組織『MET』を設立した三色博士と岸田博士。
 しかし、三色博士は志半ばでこの世を去ってしまう。
 残された三色博士の愛娘、葵・翠・紅の三姉妹は父の遺志を継ぎ、『ムスメット』となることを決心する。
 彼女たちは変身しても頭部(ヘルメット)・手(グラブ)・足(ブーツ)以外の部分は変化せず、必然的に変身した時の“自前衣装”のまま事件現場へとスクランブル発進することになる。「ムスメット」の3人は、時には「セーラー服」、時には「ブルマ」、時には「スクール水着」、場合によっては裸体であろうと事件現場へとスクランブル発進、大活躍のはずだが……彼女たちもお年頃。メットを脱げば、素敵な恋に憧れる普通の少女なわけで、目下彼氏募集中。
 素敵な彼氏と正義の味方。三色三姉妹の明日はどっちだ!?
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