九十九 科学(つくも すすむ)
通称:博士(はかせ)
※ツクモ君とかススム君と呼ばれると激怒する。

 日本で生まれ、宇宙開発の先進国を幼少期から渡り歩き、地球上の英知を独り占めした天才児。
 最後の滞在地であるアメリカにてロケット工学の博士号をとり、国籍のある日本に13歳で帰国。私設研究所「ワンダバ・スタイル」を設立する。
 彼が発明した宇宙開発事業に関するパテントの数は全部で99種。アメリカ航空宇宙局(NASA)を初めとする、全世界の宇宙開発事業団から莫大なる特許料を得ている大富豪。本当は無公害(ロケットエンジンを使用しない)の月世界旅行に憧れる心優しい少年。
 しかし、科学に対する執着は異常なまでも激しく、実験とその結果に対するエゴで多くの被害を生じることがある。
 元来、引っ込み思案で人見知りの激しい少年だが、4人のお姉さん(アイドル)と知り合いサディスティックな愛に目覚める……。
 幼き頃より「お子さまランチ」の旗を集めるのが趣味で、その延長線上で、月面の「静かな海」にある星条旗も狙っている。最後に彼の持論……「科学は空想するモノではない。なぜならば妄想するモノだから!」

(CV:宮田幸季)